リコーのコンデジ「RICOH GR II」を購入 実写レビュー

2016.01.09 Saturday

リコーGR2レビュー

 

リコーのデジタルカメラ「RICOH GR II」を購入したので使用レビューと作例をまとめてみました。

 

 

現在メインで使用しているデジタル一眼レフカメラ「キヤノン EOS 5D Mark III」なら高画質でレンズも交換できて、とりあえずこの一眼レフがあれば何でも撮影できる反面、大きくて重い。
購入した当初は重くても楽しく撮影できていたのですが、年齢とともに重いカメラを持って出歩くのが面倒になってきました。

 

でも、写真を撮るのは好きなのでもっと気軽に撮れるカメラがあればなぁ、と思ってコンパクトデジカメを物色することに。
どうせなら高画質・高性能で価格もお手頃なカメラがいい、ということで候補に挙がったのが、
高級コンデジの定番「ソニー RX100M3」、同じく1.0型センサーを搭載したライバル機「キヤノン G5X」、4/3型センサーなのにコンパクトでズームレンズを搭載した「パナソニック LX100」でした。
お店に何度か足を運び各カメラを触ってみて、RX100M3はカメラらしくない、G5Xは色の再現が好ましくない、LX100はレンズの出っ張りが大きい、どれも心が動きませんでした。※個人の感想です

 

全く候補になかったGR2が同じ高級コンデジコーナーに置いてあったのでなんとなく触ってみると、おっこれは!と心が動きました。
電源をONにした瞬間にサクサク機敏に撮れる。AFも問題ない。操作も直感的に動かせる。APS-Cなのに小さくて軽い。
でもズームがない。単焦点の28mm。手ぶれ補正もない。うーん……
購入の決め手になったのがクロップ機能があること。これなら簡易的なズームができる。
ネットでも評判は上々。作例を見てもクリアな描写で色再現も悪くない。
むしろスナップが目的なのだから単焦点の方が軽快に撮れて楽しいのでは。
手ブレは何とかなる。

 

そんな過程を経て、GR IIの購入が決まりました。

 

前置きが長くなってしまいましたが、昨年末にGR IIを購入して2週間程度使用したファーストインプレッションを作例とともにどうぞ。

 

 

GR II 外観

 

GR II 外観

 

GR II 外観

 

GR II 外観

 

GR II 外観

 

GR II 外観

 

飾り気のない手のひらサイズのコンパクトボディ。これならいつでもどこでも気軽に持ち歩けます。
しかもこのサイズにAPS-Cサイズのセンサーが搭載されているのですから恐れ入ります。
スペックを簡単にまとめると、
有効画素数1,620万画素APS-Cセンサー / ローパスフィルターレス
18.3mm F2.8(35ミリ判換算28mm相当)GRレンズ

 

 

GR IIで日中のスナップ

 

GR2作例/日中スナップ01

[1/640秒, F8, ISO100]

 

GR2作例/日中スナップ02

[1/90秒, F8, ISO100]

GRレンズとAPS-Cローパスレスが組み合わさるとこのキリッとした描写になります。周辺まで解像感の高い描写で、歪曲や周辺光量落ちも全く気になりません。
コンパクトカメラとは思えないですね。

 

GR2作例/日中スナップ03

[1/400秒, F8, ISO100]

 

GR2作例/日中スナップ04

[1/250秒, F8, ISO100]

 

GR2作例/日中スナップ05

[1/500秒, F5.6, ISO100]

抜けるような青空の色が気持ちいいですね。キヤノンでこの色はなかなか出ません。
撮影モードは基本的にいつも絞り優先で撮影しているのですが、GR IIはアンダー気味の露出になるようです。

 

GR2作例/日中スナップ06

[1/320秒, F6.3, ISO100]

 

GR2作例/日中スナップ07

[1/60秒, F5.6, ISO100]

 

GR2作例/日中スナップ08

[1/250秒, F5.6, ISO100]

動物の毛も潰れることなく、一本一本シャープに写っています。
写真を縮小していると分かりにくいのですが、上のベンチをよく見てみると偽色が発生しています。

 

GR2作例/日中スナップ09

[1/90秒, F8, ISO100]

突然お坊さんが登場してもバッグからサッとカメラを取り出してすぐにシャッターを切れるのがこのカメラの特徴です。

 

 

GR IIで夜のスナップ

 

GR2作例/夜間スナップ01

[1/30秒, F3.2, ISO800]

 

GR2作例/夜間スナップ02

[1/30秒, F6.3, ISO1600]

 

GR2作例/夜間スナップ03

[1/20秒, F2.8, ISO800]

 

高感度耐性についてはISO400からノイズが目立ち始めてISO800までが常用感度かな。Webで掲載するサイズならISO1600でも問題なさそう。

 

GR2作例/夜間スナップ04

[1/20秒, F4, ISO12800]

ちなみにISO12800だとさすがに画像が荒くなりますが見れなくもないですね。

 

GR2作例/夜間スナップ05

[15秒, F8, ISO100]

マニュアルで15秒の露光をしてみました。

 

夜での撮影で気になったのが、ISO感度を上げずにシャッタースピードを下げるので、手ぶれが心配になります。

カメラをしっかり構えれば1/20秒ならなんとかブレずに撮ることはできました。
ただ、ブレている写真もあったので画質を少し犠牲にして、ISOとシャッタースピードを上げてマニュアルモードで撮るといいかもしれません。
次期モデルにはぜひとも手ぶれ補正機能は追加していただきたいですね。

 

 

室内(お店)でスナップ

 

GR2作例/夜間室内スナップ01

[1/125秒, F3.2, ISO100]

 

GR2作例/夜間室内スナップ02

[1/60秒, F4.0, ISO100]

 

マクロモードが搭載されているので寄って撮ることができます。
ボタン一発で切り替えることができ、お店でフィギュアを撮るときに重宝しています。
クロップモードもFnボタンに割り当てれば一発で35mm・47mmと切り替えが可能です。僕はFn2ボタンに割り当てました。

 

GR2作例/夜間室内スナップ03

[1/40秒, F3.2, ISO100]

APS-Cのおかげで情報量が多く、レタッチ耐性が高いです。立体感もあっていいですね。

 

 

まとめ

ズームや手ぶれ補正もなく、見た目も地味で万人受けのカメラではありませんが、その代わり、コンパクトサイズながらフルサイズ並みの画質が得られます。
そして何よりもバッグやポケットから取り出したら軽快にテンポよく撮影できることが素晴らしいです。しかも高精細で。
メニュー画面や操作も説明書なしで扱えます。今のところ故障の気配もないし大満足です。
“最強のスナップシューター”と呼ばれるにふさわしいカメラでした。
そんな個性的なカメラはいらないよ、という人にはRX100M3かG7Xをお勧めしておきます。

 

良い事ばかり書いてしまいましたが、悪いところを挙げるとするならば、蛍光灯下で黄色味がかることが残念。
さらに細かいことを挙げれば、動体撮影・高感度撮影は苦手、望遠で撮れない、手振れ補正がない、となりますが、そもそもそういうカメラではないのでそこは目をつぶります。

 

動き物やイベント、物撮りでは一眼レフ、ちょっとしたお出かけのときにはGR2と使い分ければ楽しい写真ライフが送れそうです。
なので5D3を手放す予定は全くありません。オリンパスのミラーレス「E-PL5」の出番はなくなりそう。

 

というわけで「RICOH GR II」の簡単なレビューでした。
デジカメ選びの参考になれば幸いです。

 

» リコー GR II 公式サイト

 

 

それではっ。

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