友ヶ島の戦争遺跡を訪れる(僕の夏休み2014 3日目)

2014.09.16 Tuesday

第3砲台跡

いつもラジオを聴きながら仕事をしているのですが、とある番組の旅コーナーでジブリ映画「天空の城ラピュタ」の世界観が味わえる「友ヶ島」という特集があり、何それ気になる……!仕事中こっそり検索してみると、えっ、ここ日本なの?と思わせる非現実的な光景が出てきました。

この景色は絶対に見たいぞ!という久々にワクワクする気持ちがこみ上げ、思い立ったらすぐ行動!と、いきたいところでしたが、さすがに和歌山は遠いので、夏休みを使ってようやく行くことができました。


まずは、友ヶ島ついて軽く調査。
和歌山市北西加太沖に浮かぶ無人島群、沖ノ島・地ノ島・虎島・神島、この4島を総称して友ヶ島と呼び、一般的に友ヶ島といえば沖ノ島を指す。
明治時代に大阪湾を防衛するため砲台や防備衛所が造られたが、終戦後は砲台や大砲は処分され、現在は砲台跡や弾薬庫跡が残っている。また、緑が豊富。
友ヶ島へのアクセスは加太港からフェリーで約20分。
とのこと。

前日は鈴鹿でスーパーGTの観戦をして三重の亀山で一泊して朝食を食べてから車で和歌山へ向かいました。約3時間だったと思います。

何はともあれずっと楽しみにしていた友ヶ島散策、早速ご覧ください。

この日はあいにくの曇り空。途中から雨が降りだしたのですが、雨のおかげで雰囲気が高まり、ありがたい雨となりました。

加太港 観光船乗り場
加太港 友ヶ島船乗場
ここからフェリーに乗って友ヶ島へ向かいます。運賃は往復2,000円とややお高め。島の維持を考えれば仕方ないか。
乗場手前には駐車場(500円/日)があるのですが、ここを管理するおじさんの愛想が悪くて気分悪くなりました。

船に揺られること約20分……

友ヶ島 野奈浦桟橋
友ヶ島 野奈浦桟橋
友ヶ島に上陸!海が荒れていたため若干船酔いしました。

友ヶ島マップ
島の案内マップがありますが、方向音痴なのでとりあえず右回りで進むことに。

友ヶ島の道
友ヶ島の道
この景色、テンション上がります!それではレッツ散策、なので!

謎の建物
早速、謎の建物現る。

神社
小さな神社も。良い旅になりますように……

海の家
人の気配がない海の家、不気味です。これはまだまだ序の口。

謎の建物
この荒れた感じ、怖い。

友ヶ島の道
さらに先へ進むとそれらしい雰囲気になり……

謎の入口
謎の入口。

謎の廃墟
その先には謎の廃墟。

謎の廃墟
骨組みだけで今にも崩れそう。

誘導サイン
道の分岐には誘導サインがあるので迷子にはならないと思います。
友ヶ島といえば第3砲台跡が例の有名な場所らしいので、第3砲台跡を目指して歩くことにしました。

第5砲台跡 入口
こちらは第5砲台跡の入口。

第5砲台跡
砲台跡きたー!ようやく友ヶ島っぽい景色です!

第5砲台跡
確かにラピュタっぽいけどちょっと違う気もする。

第5砲台跡
階段を登って撮影してみました。ラピュタっぽい、かな。

第5砲台跡
恐る恐る中へ入ってみると壁に変な虫がうじょうじょいて鳥肌が立ちました。

小展望台
こちらは小展望台
4本の石柱は一体何の意味が……夜中に突如光りだして別世界への移動空間になったりとか?なわけない。

小展望台からの眺め
小展望台からの眺め
天気が良ければ良い景色なのかも。

たぶんお手洗い
たぶんトイレだと思うのですが怖くて近寄れませんでした。

第3砲台跡 砲床
散策を続けると、思わず「何だここは……」と口に出てしまう光景が!なんともミステリアス。
この跡地は第3砲台跡砲床とのこと。
階段があって降りられるみたいなので降りてみました。

第3砲台跡 砲床
ゲームの世界に迷い込んでしまったかのような風景。こんな施設が実際に存在していたとは……。
先に進もうとしたらスズメバチの巣があるらしく、巨大スズメバチがたくさん飛んでいたのでそっと引き返しました。マジで怖かったです。

タカノス山展望台
こちらはタカノス山展望台
この先に展望ポイントがあり、ちょうど椅子もあったので少し休憩することに。
そして雨が降り出したので、ここから傘をさしながらの散策となりました。

第3砲台跡
地下へと続く謎の階段。他にも何箇所かありました。

第3砲台跡
気になるので階段を降りてみると、どこにつながっているのか分からない真っ暗なトンネルでした。
ISO12800の力で撮影しています。

第3砲台跡
こういう画を戦争映画で見た気がする。

第3砲台跡
そして、ついに見たかった景色が目の前に!!

第3砲台跡
友ヶ島で有名なスポット、第3砲台跡弾薬支庫です。

第3砲台跡
角が欠けているところが生々しいです。

第3砲台跡
アーチ状に美しくレンガが積まれ、苔と木々が幻想的な雰囲気を醸し出しています。
これが退廃美というものか……!!
それにしても第二次大戦中のものが状態良く残っていますね。

第3砲台跡
弾薬支庫は真っ暗でISO12800とLightroomの力で処理した結果、まるでRPGの地下ダンジョンのような画が現れました。ブレないようにカメラを構えて構図は勘で撮影しています。

第3砲台跡
奥は各空間とつながっていました。

第3砲台跡

いやー、第3砲台跡には本当に凄い施設ですね。久々に夢中でシャッターを切ってしまいました。
雨が降ってくれたおかげで雰囲気良すぎて恐怖のようなものを感じました。

もうお腹いっぱいですが、まだ廃墟がありました。

将校宿舎跡
将校宿舎跡
今の時代に生まれて良かったなとつくづく思います。

発電所跡
発電所跡だそうです。

謎の穴
道を歩いていると脇に謎の穴。

謎の穴
滑り落ちないように近寄ってみると先が見えない穴になっていました。
防空壕でしょうか……リアルすぎて怖いです。

島には他にも灯台、聴音所跡、探照灯跡などあるのですが、時間の都合で周れませんでした。
13:30の船を逃すと次は16:30の最終便になってしまい、欲張りな自分は他にも和歌山観光をしたかったので、これにて島の散策を終了。

時刻表
ご覧の通り本数が少ないのでご注意を。

いかがでしたでしょうか。
友ヶ島の一部しか周れませんでしたが、友ヶ島の雰囲気は伝わったでしょうか。
確かにラピュタの雰囲気はありますね。

自然のままに残されているという印象で、崖崩れを起こしていたり、クモの巣が張ってたり、気持ち悪い虫がいたり、道も未舗装で雰囲気は最高でした。また、戦争中の様子なんかも考えさせられる場所でした。
そんな島を一人で歩くのは結構怖かったですが、見たことない光景が次々と現れてワクワク感の方が大きかったです。散策というより冒険をしている感覚でした。
本格的に散策をしたい人は1日使って、懐中電灯を持ってトレッキングシューズで来ると良いかもしれません。

廃墟を巡りたい、無人島を歩きたい、歴史を感じたい、孤独に浸りたい、そんなあなたに友ヶ島!

友ヶ島 野奈浦桟橋
それでは帰還するであります!

さらばっ、友ヶ島!

コメント
予想以上に雰囲気ありますね。
1度は行ってみたいと思ってるんですが、船の本数がネックでなかなか行けないんですよね。
できれば晴れてる日に行きたいな、じゃないと怖がりなんで薄暗い日は中に入って行ける自信ないですw
乗り降りの写真見ると意外にお客さん多いですね。
> まーうなさま

コメントどうもです!
平日の割にお客さん多かったですね。しかも若い人がほとんどでした。
晴れていれば海もキレイそうですけど、天気ばかりはどうしようもないですからね〜。
機会を見つけてぜひぜひ行ってみてください!
僕も軍艦島行きたいなw
  • by ゆかた
  • 2014/09/21 5:04 PM
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